イヌリンの効果

菊芋の育て方・栽培方法のコツ

菊芋の育て方
菊芋に含まれる「イヌリン」という成分が注目されています。

このイヌリンには、まず血糖値を下げる効果があります。そしてダイエットや糖尿病の合併症を改善、また腎機能の改善や中性脂肪の蓄積を抑制にまで効くとされているすごい成分です。

それだけすごい効能が多くあるため近年では自宅で栽培する人が増えています。

このページでは全国的にもあまり栽培されてこなかった菊芋の栽培のコツをご紹介します。

このページの目次
1.菊芋の植え付け時期と方法
2.菊芋を栽培する際の注意点
3.菊芋の収穫時期
4.菊芋の保存法

1、菊芋の植え付け時期と方法

まず、菊芋は収穫時になると茎が2~3mにもなるので、大きなプランターでも栽培は可能ですが、出来れば家庭菜園の様に地面で栽培する方が向いています。

4~5月の間に、日当りが良く涼しい場所に種イモを植えます。地下茎を食べるので土を深くよく耕し、鶏糞や牛糞を肥料として混ぜます。菊芋は初めに肥料を与えておけば追肥をやる必要はありません。

種イモは、芽が幾つか出ている芋を1個植えれば充分です。種イモが小さい場合は2~3個植えましょう。菊芋は強いので、これで充分な収穫が出来ます。

種イモを植える間隔は、粘土質の土なら40~60cm、砂地質なら80~100cm取ります。

柔らかい砂地質だと、芋も地下で広がって育ちます。また、茎も上に横に大きく育つので間隔は広めに取りましょう。

2、菊芋を栽培する際の注意点

1. 日当りの良い場所に植える
良い芋を収穫するには、日当たりが良い場所で光合成をしっかりさせてやりましょう。そうすると、芋も大きく育ちます。

畝立てをした方が排水性も良くなりますし、畝の下を掘れば良いので収穫時の目安にもなって便利です。

2. 冷涼な気候を好む
冷涼な気候を好むので、沖縄等気温が高い地方では栽培に向きません。
菊芋は保存が効かないので、これまで栽培されてきた地域は、長野県、埼玉県、岐阜県、熊本県等の一部でした。

しかし、現在では菊芋のイヌリンと言う成分の効果から、全国的に栽培が広がっています。菊芋は暑さには弱いですが寒さには強いので北海道での栽培も可能です。

3. は他の野菜からも離す
茎は2~3mの高さまで育ち、芋も地下で横に広がるので、他の野菜を植えている場合は他の野菜からも離しましょう。

菊芋はキク科のひまわりの仲間なので茎も高く育ち、花は菊にそっくりの黄色い花を咲かせます。

非常に生育力が旺盛なので、植えつけた初期に雑草を取り除く以外は何もしなくてもどんどん育ってくれるので育てる方は楽な野菜です。また、収穫し忘れた芋が残っていると、翌年必ず芽を出します。

4. 支柱を立てて支えてやる
茎が伸びて来たら、支柱を立てて支えてあげましょう。

茎が高くなってきたら広がるので、他の植物への日当り等を考え支柱を立ててそれに菊芋の枝を結びつけると良いでしょう。

また、茎と葉の間から脇芽が出て来るので重みで倒れない為の対策として、この脇芽は取り除いておくと良いでしょう。そうすることでイヌリンの量が若干増えると言われます。

5. 翌年からは別の場所に植える
連作障害を避ける為、3年その場所で作ったら翌年からは別の場所に植えましょう。

菊芋は初めに肥料を混ぜておけば後は追肥も要りませんから、3年位は同じ場所に植える事が出来ます。しかし、生育力が旺盛な分、土中の栄養をかなり吸うので連作は3年までにしましょう。

3、菊芋の収穫時期

花が終わったら菊芋は収穫出来ますが、この頃はまだ10月の半ばから下旬頃で芋はまだ小さい状態です。11月頃、茎が枯れてから収穫を始めるのがお薦め。それからは随時収穫出来ます。

茎を引っ張れば下に菊芋が付いてきます。茎が枯れ果てたらぬいてしまい、畝の部分を掘れば芋が出てきます。土中の芋から芽が出て来る翌年の3月頃まで収穫が可能です。

4、菊芋の保存法

菊芋は生物で保存が効きません。 冷蔵庫で保存する場合も土を洗わずに掘り出したそのままの菊芋を新聞紙で包んで野菜室に入れ、1週間以内に食べて下さい。

菊芋のベストの保存場所は土中です。食べる度に必要な分だけ収穫するというのが美味しさの面でも一番です。そのまま土中から掘り出されなければ、翌年まで収穫が可能です。