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糖尿病の合併症の怖さとは

血管

糖尿病が怖いのは、放置していると全身の血管や臓器が次々と壊れていく病気だからです。

高血糖はそういったことを誘発する原因なのです。

高血糖の状態だけでは特に自覚症状もありません。だからなおさら厄介なのです。

高血糖の状態が続いて血管が傷めつけられて、臓器も傷めつけられて全身が蝕まれていきます。

それが「合併症」です。

糖尿病の3大合併症は、網膜症、腎症、神経障害です。これは、細い血管が障害を受けて起こります。

心筋梗塞、脳梗塞などは、太い血管の障害や動脈硬化によって起こります。

糖尿病の合併症は偶然ではなく、必然です。

適切な治療で改善することはできますが、放置しておくと誰でも発症します。

高血糖が続くと、糖尿病になる前の糖尿病予備軍の段階から、太い血管に障害が出ます。

心臓や脳などの太い血管が障害を起こすと心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。

これらは糖尿病になる前の段階から起こる危険性がありますが、高血糖が続けば続くほど発症の確率は高くなります。

血管

そして、ある日突然起こります。

だからこそ、日頃の検査と、生活習慣が大切なのです。

また、細い血管への障害は、糖尿病になると徐々に蝕んでいき、かなり病気が進行して初めて検査の異常値として出てきます。

そして、ある地点から限界を超えて耐えられなくなった細い血管が破れ、3大合併症である網膜症、腎症、神経障害が起こるのです。

これらの進行には個人差がありますが、早い段階で食事、運動、薬物療法を行って血糖コントロールをすれば手遅れにならないで済みます。

一般的にもっとも早く症状に現れるのが神経障害です。

糖尿病の発症後、10年経つと70%の人は神経障害にかかると言われ、日本では、年間約5,000人の人が失明しています。

また、毎年1万5千人の人が生存のために人口透析が必要になっています。

透析
高血糖な状態が続くと、健康な人に比べ、2倍から4倍のスピードで動脈硬化が進行します。

それだけ高血糖というのは人間の体に負担をかけ、蝕んでいくのです。

ただし、日頃からしっかりと血糖値を正常の状態を保って生活を送っていれば、それだけ様々な病気になるリスクを避けることもできます。

人工透析とは

腎臓が完全に機能しなくなった状態を腎不全期と言います。この状態になると、血液をろ過する能力がなくなり、血液中に老廃物がたまります。

自動的に浄化しないと死に至ります。

この状態になるともう腎機能を回復させることができません。

透析療法は、一般的に血液透析と腹膜透析が行われます。

血液透析とは

血液透析とは、腕の静脈から針を刺し、血液を取り出し、透析装置で老廃物と水分を取り除き、再び静脈に戻すという方法です。

透析患者さんの96%はこの血液透析です。週に3回ほど通院し、4−5時間かけて血液を綺麗にする必要があります。

腹膜透析とは

腹膜を通して血液を浄化します。

チューブを埋め込む手術が必要ですが、1日に3-4回、腹腔内の透析液交換をすれば老廃物や水分を取り除くことができます。

人工透析をしてからも厳しい食事制限や運動療法が必要になります。

また、人工透析を始めると基本的には一生続ける必要があります。